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開発の裏側3

なぜ自分たちでファネル基盤を作ることにしたのか

ヒルトル・フィリップ太郎

私の ClickFunnels Classic のアカウントを、2026年9月にメンテナンスモードへ移すことにしました。

念のため補足しておくと、これは ClickFunnels というサービスが終わるという話ではありません。Classic と ClickFunnels 2.0 の契約を1つにまとめると、Classic は「いまあるファネルやフォローアップの編集はできるが、新しいファネルやページは作れない」状態になります。これがメンテナンスモードです。有効にするかどうかも、いつ有効にするかも、アカウントの持ち主が自分で決められます(ClickFunnels 公式の説明)。

つまり、私が勝手に決めた期限です。ただ、そう決めた以上、これから新しく作るものの置き場所は要ります。

長く使ってきた道具なので、正直に言えば面倒だなと思いました。ただ、乗り換え先を探しているうちに、もっと根本的な問題に気づきました。

乗り換えても、同じことがまた起きる

いま私の商売は、こういう構成で動いています。

  • LP と決済: ClickFunnels
  • メール配信: ActiveCampaign
  • 会員サイト: Kajabi
  • 締切のタイマー: Deadline Funnel
  • 計測: Meta の広告管理画面と、いくつかの外部ツール

どれも良い道具です。問題は、道具そのものではなくつなぎ目にあります。

たとえば、ある人が講座を買ったとします。決済は ClickFunnels で行われ、受講権は Kajabi に作られ、購入者タグは ActiveCampaign に付きます。この3つは別々のサービスなので、どこかで連携が1回失敗すると、買ったのに講座が見られない人や、買ったのにセールスメールが届き続ける人が生まれます。

私はこれを何度も経験しました。そのたびに手作業で直してきました。

ClickFunnels を別のツールに置き換えても、このつなぎ目は残ります。むしろ、乗り換えの作業をしている間につなぎ目が増えます。

3つのことを同時に決めた

そこで、次の3つを決めました。

  1. お客様の情報は1か所に持つ。 メールの購読者も、LINE の友だちも、購入者も、受講者も、同じ1人として扱う
  2. 日本の商習慣に最初から合わせる。 適格請求書、返金時の返還インボイス、LINE。あとから足すのではなく、最初から組み込む
  3. 自分の商売で毎日使う。 作ったものを自分で使わないと、どこが壊れると困るのかが分からない

3つ目がいちばん大事だと思っています。

「機能が多いこと」は目標にしない

作り始めてから、機能を足したくなる場面が何度もありました。ただ、機能の数を増やすことは目標にしていません。

代わりに、こういうことを優先しました。

  • 買った人には、セールスメールを送らない
  • 同じ売上を二度数えない
  • ローンチ当日に、動画を止めない
  • 一度配ったURLは、あとから変えない

どれも地味です。パンフレットに書いても目立ちません。でも、この4つのうちどれか1つが壊れた日に、売上と信用が同時に減ります。

実際、この4つはすべて、私が過去に痛い目を見た項目です。

いま作っているもの

現時点で動いているのは、次のあたりです。

  • ファネル(LP・フォーム・決済・Order Bump・OTO)
  • Stripe 決済と、適格請求書・領収書の自動発行
  • メール配信(メルマガとステップメール)
  • LINE 配信(一斉・ステップ・リッチメニュー・1対1トーク)
  • 会員サイト(講座・レッスン・ドリップ配信・受講権の自動付与)
  • 動画配信と視聴の分析
  • Meta・Google への計測

ファネリオという名前は仮のものです。正式名称はまだ決めている途中で、決まり次第この場所でお知らせします。

公開までにやること

いまは、自分の商売で使いながら、壊れるところを直している段階です。

外の方に使っていただくには、まだ足りないものがあります。とくに、複数の事業者が同じシステムを安全に共有するための作りと、はじめて触った人が迷わない導線です。ここを整えている最中です。

進み方は更新履歴に書いていきます。うまくいったことだけでなく、詰まっていることも書くつもりです。